サポートするのは1日1人だからこそ、
「本当にやりたかった支援」ができています。

介助スタッフ萩野

生活支援スタッフ 萩野加奈子

2016年7月入社。新卒で障がい者施設に介護スタッフとして入社。転職を機に上京し、西東京自立支援センターで生活支援スタッフとして活躍。その後、コーディネーターにキャリアアップ。プライベートでは、結婚・出産を経験。
産休・育休から復帰し、現在は時短勤務で事務業務を中心に担いつつ、利用者様の介助にも入っている。趣味は読書とネットショッピング。休日はおうち時間が増えたので、過ごしやすいように整理整頓したり、子どもと一緒に近所の公園で遊んだりしている。

前職:施設(入所・通所施設)介護

転職理由と、この会社に決めた理由

学生時代は、教育学部で教員を目指していました。進路に迷ったとき、教員よりも介護スタッフのほうが自分には合っているかもしれないと思い、新卒で障がい者施設に入社。入所者と通所者を含めて100名規模の大きな施設で、職員1人あたり10名~20名くらいに対応します。
忙しなく働く中で、利用者様1人ひとりに向き合うのも難しくて。「私がやりたかった支援って、本当にこれだっけ?」と割と早い段階から思い悩むように。それでも3年3ヶ月ほど続けたのですが、いよいよ今の仕事を長く続けるイメージが持てなくなり、転職を決めました。

福祉の仕事を続けるかどうかは正直悩みました。幅広い会社を検討する中で出会ったのが、西東京自立支援センターです。利用者さんの自宅に足を運ぶ訪問介護という働き方は、施設に勤めていた私にとって新鮮で。ここでなら利用者さんの主体性をもっと大切にできそうだと思い、入社を決めました。

仕事の感想と、入社してよかった点

前職では、食事や睡眠などタイムスケジュールが決まっていましたし、人数も多かった。利用者さんに声を掛けられても、手を止める余裕がなく、何度「ちょっと待っててください」と言ったか分かりません。すぐに対応できない歯がゆさがいつもありました。

一方で、ここでは1日に訪問するのは、1件だけ。つまり1日に対応する利用者さんは、1人だけということ。施設で大人数を見ていた私にとって、この働き方はかなり新鮮でした。料理や入浴など日常的な介助だけでなく、外出をサポートする機会も多くあります。映画を見に行ったり、買い物に出かけたり、美味しいものを食べに行ったり。

1日をどんな風に過ごすか、利用者さんが自分で決めて、その方のペースにあわせた支援をする。そんな働き方が、私にとっても心地よくて。「自分のやりたかった支援」がここではできていると感じています。

介助スタッフ萩野と利用者Mさん
生活支援スタッフ萩野と利用者Mさん

中途入社だから分かる社風・カルチャー

職員の声に耳を傾けることを何よりも大切にし、1人ひとりが働きやすいよう寄り添ってくれる職場だと思います。私は生活支援スタッフとして働いた後、コーディネーターにキャリアアップし、その後、産休・育休を取得しました。今は子育てしながら仕事をしているので、時短勤務で夜勤ナシという働き方で調整してもらっています。

当法人の設立者は、障がい者本人。さらに障がいを持った方も職員として働いています(当事者職員と呼びます)。だから利用者さんだけでなく、職員1人ひとりの個性も尊重していこうという考え方が根強くて。様々な価値観を受け入れてもらえる土壌があるんです。職員も子育てや介護をしながら働いている方もいれば、逆に夜勤にたくさん入ってしっかり稼いでいる方もいて。自分のライフスタイルやライフイベントに合った働き方ができるので、定着率も高いんですよ。これからもこの空気感を大切にしていきたいですね。

利用者ファーストになりすぎず、
自分の時間も大切にできています!

介助スタッフ佐藤

生活支援スタッフ 佐藤 郁弥

2018年4月入社。前職は、学生時代にアルバイトとして働いていたカラオケ店での勤務に加えて、3年間不動産営業に従事。小さい頃から野球やバレーボールなど、球技に打ち込んでいた。現在31歳。結婚を見据えてお付き合いしている方がおり、タイミングを悩んでいる。

前職:不動産・住宅/個人営業

転職理由と、この会社に決めた理由

前職は不動産営業をしていましたが、なかなかプライベートの時間を確保するのが難しかったです。良くも悪くもお客様主体のガツガツした営業。お休みの日にも電話が来て、仕事とプライベートを切り分けられませんでした。ですが、人と接する仕事は好きだったので、営業や接客系の仕事をメインに、幅広い業界を視野に入れて転職活動をしていました。

正直に言うと、最初から介護業界に行くつもりだったわけではありませんでした。常に忙しくて、業務をこなしていく大変そうなイメージがあったからです。当施設も、最初は面接の練習くらいに思って受けていました。選考が進む中で、当社の「1日1人だけ支援する」ことに共感。施設内の人間関係も良好で楽しそうと思って、他に受けていた選考を辞退して入所を決めました。

仕事の感想と、入社してよかった点

一番は、やはりプライベートの時間をしっかり確保できるようになったことですかね。介護業界というと、せわしなく動いて負担の大きいイメージがありましたが、「1日1人だけ支援する」という方針の当施設では、スタッフの負担も多くありません。そこはイメージ通りでした。また、残業が10時間くらいなので仕事の日も自分の時間を大切にできます。

それから、目の前の人に役立てている実感を強く持って働けています。例えば、「カレーを食べたい」という利用者さんがいれば、一緒に材料を買ってきて作るなんてことも。利用者さんの求めるものに対して答えるスタンスは、自分に合っていたんだと思います。1日1人、同性の方を支援する決まりですが、さまざまな考え方やバックグラウンドを持った方と接することができるので、人間としても成長できたと思います。

介助スタッフ佐藤と利用者Oさん
生活支援スタッフ佐藤と利用者のOさん

中途入社だから分かる社風・カルチャー

施設というと、段取り通りに仕事をこなしていくイメージや、何となく人間関係もギスギスしていそうな雰囲気を想像していましたが、もちろんそんなことはありませんでした(笑)。

もともと面接に訪れたときから、施設や人の雰囲気の良さは感じていました。普段は緊張してしまう性格の自分が、全く緊張せずに面接を終えられたんですから。さらに、利用者様ファーストになりすぎていないところが素敵だと思っています。スタッフと利用者さんはあくまで対等な関係で、スタッフ同士も活発に意見を出し合える関係です。

それから、有休取得もしやすい環境。前職では取得したことさえありませんでしたが、今は気兼ねなく休めています。ちなみに、空いた分は「稼ぎたい」と思っている人が埋めていけるので、その時々で働き方を選べるのもありがたいですね。今はお休みの日は気兼ねなく予定を入れて、遠くまでお出かけなんてこともできています。

”知らない日常”を知る。
新しい発見の毎日です。

介助スタッフ小野

生活支援スタッフ 小野裕太

2018年8月入社。西東京自立支援センターに入社して5年目となる、現在28歳。前職は自動車ディーラーにて営業を経験。
出身は北海道。趣味はバイクに乗ってツーリングをしたり、温泉に行ったり。
最近は、頂き物の神戸牛を食べるのが楽しみだという。

前職:自動車・輸送機器業界 / 個人営業

転職理由と、この会社に決めた理由

前職は自動車ディーラーで営業をしていました。営業2年目となった頃、ある程度営業スキル、ビジネススキルも身に付き、職業を変えたいなと漠然と考えていました。そこでパッと思いついたのが、生活支援の仕事。というのも、学生の頃から「支援」という言葉に興味をもっていて、不登校のセミナーの話を聞きに行ったり、定時制の学校にお話を聞きに行ったりしていたんです。ウチの求人を見た時に、給与面も働きやすさも良さそうだと感じたのが第一印象でした。


介護業界のなかでもここの法人を選んだのは、複数社面接をしたなかで1番雰囲気が良かったから。面接時に車椅子に乗っている方がいて、面接官に聞いたらウチの職員さんだということがわかったんです。その職員さんと実際にお話をして、職員さん目線でのやりがいも厳しい部分も真摯に答えてくれたときに、入社を決意しました。

仕事の感想と、入社してよかった点

これまで特に車椅子に乗っている方などに対して、偏見を持っていなかった“つもり”でしたが、利用者さんから「生きる」ということに対してのエネルギーを非常に感じました。例えば、自分だったら「今日ラーメンを食べに行きたいけど、雨降っているしまた今度にしよう」って妥協しちゃうところも、利用者さんは自分のしたいことを必ず実現しようとするんです。


私自身未経験でスタートし、他の仕事を経験していれば問題なくできるかなと思っていましたが、前提にあるのは介護の仕事。今でも身体が疲れることもあります。また、利用者さんと1対1という場面がほとんどで、業務中同僚との雑談がないので、どうしても小さいストレスは溜まっていくかもしれません。
とはいえ、1人1人の利用者さんとの意思疎通が上手くできたとき、それぞれのバックボーンを知ったうえで生活のお手伝いができたとき、「その人の役に立てている」と強く実感することができます。

介助スタッフ小野と利用者Nさん
生活支援スタッフ小野と利用者のNさん

中途入社だから分かる社風・カルチャー

仕事中は基本1人ですが、上司への相談は非常にしやすいなと感じています。
上司も常に気にかけてくれて、こっちから電話しなくても電話をくれたり、質問や悩みを投げかけても必ず答えてくれたり。
前職では上司も忙しく、ピリピリしていて怖いな…という印象があったので、驚きましたね。

最初は利用者さんとの向き合い方に戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。でも、必ず心を開いてくれるときが訪れます。伝えたいことが伝わらなくても、何回も聞く。質問の仕方を変える。紙に内容を書いて見せてあげる。自己開示から始める。自分なりの工夫で次第にコミュニケーションのコツを覚えていけるので安心してください。

入職後は専門のアドバイザーがマンツーマンで丁寧に教えてくれますし、人間関係のストレスがないのもありがたいです。定着率90%という理由も、ここにあるのかなと思います。少しでも興味を持ったら、ぜひご応募ください!

経験は不問。
「人との関係を大切にできる方」に、ぜひ。

スタッフ木村

コーディネーター 木村祐己

現在33歳。19歳のときに、アルバイトとして未経験から同法人へ入職。生活支援スタッフとして勤務し、3年前にヘルパーと利用者様をつなぐコーディネーターへミッションを変更。
採用担当として面接も担当している。「利用者様と長く付き合っていけること」「先輩たちが親身に話を聞いてくれること」が、同法人で働く魅力とのこと。

新たな人材を今、採用する理由

私たちは、障害をお持ちの方や高齢の方へ、公的福祉サービスを提供するNPO法人です。「生活の楽しさをすべての人に!」という理念を掲げ、どんなに重度な障害を抱えている方であっても、地域であたりまえに暮らすことができるように、日々支援をしています。

この理念を体現するためには、利用者様だけではなく、生活支援スタッフとして働く職員がイキイキと働ける環境を整えることが大切。そこで、新たな人材を採用して、既存の職員の業務負担を軽減できたらと考えています。現在も、休日はヘルパーさんに待機してもらうなどの工夫をしていますが、まだまだ人手が足りていません。

そこで、今回新たに生活支援スタッフとして活躍してくださる方を募集することになりました。

書類選考で重視するポイント

これまでの経験やスキルなどは、いっさい問いません。意欲重視の選考なので、まずはあなたとお会いしたいと考えています。

私たちが大切にしているのは、利用者様と一緒に「自分らしい生き方とは何か」を考え、実現するための支援を行なうこと。だからこそ、利用者様のペースにあわせて介助ができる方かどうかを見ています。

例えば、「仕事をする中で、人と関わることがモチベーションにつながっていたか」といった点がポイント。少しでもそういった経験がある方であれば、ぜひ一緒に働きたいと思っています。面接までに一度自分の言葉で話せるように準備していただけるとうれしいです。

スタッフ木村
採用面接では面接官もスーツではなく普段着です!面接にいらっしゃる方も普段着で来てくださいね。

こんな方にお越しいただきたい

改めてにはなりますが、スキルや経験は本当に必要ありません。私自身も「生活支援って何?」という状態で入職して、今年で14年になります。親身になって話を聞いてくれる先輩ばかりですし、ここまで続けられたのはウチで働く人やこの仕事が好きだからだと思います。

今活躍している職員は、「人と長く付き合っていきたい」という想いを大切にしている人が多いです。はじめはなかなか信頼関係を築けなかったとしても、相手のいいところを見つけたり、根気強く話しかけたり。前向きにトライする姿勢が大切。今回入社される方も、人との関係を大切にできる方だとうれしいです。

ちなみに、先輩社員の前職は、不動産営業、保険営業、飲食店スタッフ、コールセンタースタッフ、工場の現場作業員など、本当にさまざま。「介護業界は初めて」という職員も多く活躍しています。入社後にしっかりとレクチャーしますので、未経験の方も安心して応募してください。 

先輩スタッフ転職決めた理由

先輩スタッフに「転職」のアンケートを取りました!

当センターは他業種から転職し、未経験からスタートしたスタッフがほとんど!
近年当センターで働きはじめた先輩スタッフに「転職」に関するアンケートを取りました!

先輩スタッフのリアルな声です。
あなたの求職活動の参考になりましたら幸いです♪

近年入職した先輩スタッフの前職

営業(住宅、不動産、保険、自動車など)、飲食(居酒屋、アミューズメントパーク)、コールセンター、接客・販売(コンビニ、アパレル、映画館、小売店など)、製造(食品加工など)、土木・建設業、人材紹介、パティシエ、自治体職員、デザイン印刷会社で企画マーケティング、施設介護など